3月30日からコロナウイルス(COVID-19)対応のため、Medicare適応のテレヘルスの枠がMedicareを持っているすべてのオーストラリア人、永住権保持者に拡大されます。
テレヘルスとは電話やテレビ電話での医療サービスの受診です。
おそらく、ほぼすべてのGP、専門医、Allied Health(臨床心理士、栄養士など)のサービスがテレヘルスになります。
医師が実際に身体検査が必要と判断した場合はクリニックに来ていただくというシステムを取るところがほとんどのようです。
私が診療をおこなっているHawthorne Clinicでも、3月30日からの最初の対応はすべてテルヘルスになります。
予防接種などは、注射の説明などをすべてテレヘルスで行い、そのあと、クリニックに来ていただくことになります。クリニックに到着したら、車の中から電話していただいて、こちらの用意ができ次第クリニックに入っていただくことになります。クリニックの建物内には、鼻水、咳、熱などの症状がある方は入れません。もし咳などの症状があり、テレヘルスで実際に診察が必要と判断された場合は、クリニックの駐車場に設置されたテントで防護服を着用した医師が対応いたします。
病院の救急は今までの様に直接受診できるようですが、咳などの症状がある方は病院のFever Clinic(コロナウイルス対応のクリニック)を受診するように言われる可能性もあります。
Medicareをお持ちでない方の初期対応もすべてテレヘルスになります。Medicareをお持ちでない方の受診は自己負担となります。海外保険やプライベート保険をお持ちの方は、テレヘルスが保険適応なるかご確認ください。
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